「カーブチーの日」制定へ 伊豆味みかん生産組合

ジュースをおいしそうに飲む児童たち=10日、本部町の伊豆味小中学校  【本部】本部町伊豆味のカーブチーをアピールしようと、伊豆味みかん生産組合(饒平名知春組合長)が「カーブチーの日」の制定に向けて取り組んでいる。伊豆味産のカーブチーを使用した100%ジュースを4月から発売するオキネシア(金城幸隆社長)も協力し、地元の特産品を知ってもらおうと10日、伊豆味小中学校(島袋きよみ校長、児童生徒63人)にジュースを贈呈した。 カーブチーは沖縄在来種のかんきつ類で、果皮が厚いのが特徴。皮を意味する「カー」と、厚いを意味する「ブチー」が名前の由来ともいわれている。 同組合はカーブチー収穫が最盛期になる10月3日を「カーブチーの日」に、花が咲き始める日付をひっくり返した3月10日を「カーブチー花まつりの日」として広めようと計画している。 贈呈式で饒平名組合長は、伊豆味地域にカーブチーの本格的な栽培が約100年前から始まったことや、子どものころは運動会のデザートとしてよく食べられたことなどを説明した。饒平名組合長によると、伊豆味地域で年間約50トンの生産量があるという。 児童生徒は贈られたジュースを試飲し、「おいしい」と絶賛。1年生の仲宗根和希君は「農家の人が作ったカーブチーは一番おいしい」と語った。 島袋校長は「子どもたちは小さいころからミカンに親しんできたが、ジュースでさらに奥の深さに触れた。地域素材を学習する機会を与えてくれた」と感謝した。(金城良広)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。